もみじと老杉
鰐淵寺のもみじは「いろはもみじ」という種類で、切れが非常に深く、葉は比較的小さい。色は真紅となり他の追随を許しません。本坊前の川端の紅から本堂までの参道全体にかけて紅葉の並木で、出雲市は「市の木」として「もみじ」を採用している程です。
又、三台杉をはじめとして、本堂まわり、仁王門前後の参道、開山堂の下、浮浪の滝への道には老杉が天をついてそびえています。幾千百年の星霜の寺の盛哀を眼のあたりにして来た老杉は、鰐淵寺の歴史がいかに古いかを物語る文字どおりの生き証人です。
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弁慶の伝説
弁慶は仁平元年(1151)3月3日、松江市郊外に生まれ、18才で当寺に入り、3年間修行した後、姫路の書写山に移り、やがて比叡山に登ったと伝えられる。そのため、弁慶に関する伝説には事欠かず、般若橋下の川中の縦5m、横2m、高3mの袂石、根本堂後の硯水、大山寺から一夜のうちにかつぎ帰ったと云う寿永2年の銘入りの梵鐘、浮浪滝にうたれて修行した籠堂の外、弁慶自画像、背負い櫃、勧進帳など遺品も多い。
又、この弁慶のようにたくましく、人間性あふれる人物の輩出を願って十月最終日曜日には武者行列を中心とする「弁慶まつり」が行われ、他に「八百屋お七」などの伝説にも恵まれている。
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